皆さんこんにちは、フロリダ在住のありんこです。
国際結婚をしている方、または海外で暮らしている方、
お子さんに日本語が話せるようになってもらいたいですか?
または、そうでない方も、ハーフの子供は勝手にバイリンガルになると思いますか?
実は私は、子供ができるまではそう思っていました。
私が日本人だから、子供たちも日本語が話せるようにならなくちゃと思ったり、
旦那が英語を話すから、勝手にバイリンガルになるだろうと思っていました。
しかし、実際はそう簡単にはいかなかったのです。
現在、私の子供たち(4歳と6歳)は、ほとんど英語で会話します。
では、英語が下手な私が、どうやってコミュニケーションをとっているのか、
そして、彼らが日本語をあまり話せないことについてどう考えるようになったのか
書いていこうと思います。
自分を認める
まず最初に、自分が英語が下手、ネイティブのように話せてなくても大丈夫だと、
自分自身を許してあげることが大事だと思います。
よく、カタコトの日本語で話している、海外の方もいるように、
私は英語は第2言語だから、ネイティブのようにスラスラ話せなくて当たり前、
私の英語がカタコトでも大丈夫だと思えるようになりました。
以前の私は、なんで私は日本語しか話せないのか。
自分の英語が下手なのが恥ずかしくて、子供たちとも話をするのが苦手でした。
しかし、アメリカには英語が第2言語以上の方もたくさんいて、
英語がカタコトな方や、アクセントが強くて何言ってるか理解できない方もたくさんいるのです。笑
そんな方たちに出会えたおかげで、英語が下手でも自分を悲観しなくてもいい、
私は自分の生まれ育った言語を大切にしてもいいんだ、と思えるようになりました。
大事なのは、どんなに小さな子供でも、何を伝えようとしているのかを
しっかり聞いて、会話すること、そしてカタコトでもいいから伝えることだと思います。
なので、私たち家族は、ほとんど英語で会話しています。
私の子供たちは、少しの日本語は理解できてるけど、
話せる単語は、カワイイとチョットマッテ、ぐらい。。笑
そして、私が話せる英語は日常会話くらい、、
でもわからないことがあると、その都度、意味を聞いたりできるようになったので、
英語が下手な私でも、ありのままに自分を認めて、自信を持てるようになりました。
視点を変える
それから、私の子供たちが日本語をあまり話せないことについてですが、
私の見解としては、いまは日本語習得に焦点をあてないことにしました。
なぜなら、彼らが半分日本人だからという理由で、日本語を話せるようになりなさい、と強制したくないから。
それにまず、アメリカに暮らしていると、ほとんど使うことがないから。笑
そして、彼らの第一言語が英語なら、まずはその言語を大事にしてほしいから。
私が日本で生まれ育って、教育を受けたのが日本語だったから、日本語を習得したわけであって、
アメリカで育っている彼らは、ほとんど英語で教育を受けるはず。
まずは、人種に限らず、自分が育った国や環境に、感謝できるようになることが
私にとっては、彼らが日本語を習得するよりも大事なことだと思っています。
私が日本人だからといって、彼らに日本を愛せとは強制したくない、
だけど、ルーツがあることを知ることは大事なことでもあると思います。
いつか彼らが日本語を第2言語以上として習得したいなら、
私ができる最大のサポートをしたいと思うし、
私たちは今アメリカに住んでいるから、英語がメインなわけだけど、
どこの国にいても、私の子供たちがどんな言語を話しても、
私は常に彼らと話し合うことを大切にして、お互いに教え合いながら、
最高の関係を築いていけたらなあ、と思います。
最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
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